糸谷哲郎八段の降級決まる A級8回戦、トップ棋士10人が一斉対局

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北野新太 佐藤圭司 黒田健朗
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 将棋の渡辺明名人(38)=棋王と合わせ二冠=への挑戦権を争う第81期名人戦・A級順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の8回戦全5局が1日、東京と大阪、名古屋の対局場で一斉に指された。

 A級は5階級ある順位戦の最上位で、10人の棋士が総当たりのリーグ戦で挑戦権を争う。成績下位2人がB級1組に降級する。

 7回戦まで1勝6敗だった糸谷哲郎八段(34)が稲葉陽八段(34)に敗れ、2勝5敗の佐藤天彦九段(35)が菅井竜也八段(30)に勝ったため、最終9回戦を待たずに糸谷八段の降級と佐藤天九段の残留が決まった。0勝7敗だった佐藤康光九段(53)の降級は既に確定している。

記事の後半では、降級が決まった糸谷八段の終局後の振り返りの言葉をお伝えします。

 挑戦権争いでは、6勝1敗で…

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