米司法省がバイデン氏の別荘を捜索、3カ所目 機密文書は見つからず

有料記事

ワシントン=合田禄
[PR]

 バイデン米大統領の自宅や事務所から副大統領時代の機密文書が見つかった問題をめぐり、バイデン氏の弁護士は1日、司法省がデラウェア州リホーボスにある同氏の別荘を同日朝から捜索したことを明らかにした。捜索の結果、機密扱いの印が付いた文書は見つからなかったという。米メディアによると、バイデン氏の自宅や事務所の捜索は3カ所目になる。

 バイデン氏の弁護士は1日朝の声明で「大統領の全面的な協力のもと、司法省は本日、予定されていた捜索を実施している」と説明し、事前に通告があったことを示唆した。捜索終了後の1日昼に改めて声明を出し、司法省は午前8時半から正午にかけて捜索し、副大統領時代の業務に関連するとみられる資料や手書きのメモをさらなる検討のために持ち帰ったとした。

 司法省が捜索したのは、デラウェア州南東部の大西洋に面したリホーボスにあるバイデン氏の別荘。司法省は1月20日、バイデン氏のデラウェア州ウィルミントンにある別の自宅も捜索していた。

 米メディアによると、昨年11月には米連邦捜査局(FBI)が、ワシントンのシンクタンク内にあったバイデン氏の個人事務所も捜索していたという。

事前に「機密文書発見」の情報なく捜索

 ホワイトハウスはこれまで…

この記事は有料記事です。残り315文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

春トク_2カ月間無料