4万人収容の刑務所が誕生、中南米最大級 100人に1人逮捕の国で

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サンパウロ=軽部理人
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 中米エルサルバドルで、4万人を収容する中南米最大規模の刑務所が誕生した。同国内では昨年3月以降、治安悪化を理由にした「非常事態宣言」が出ており、これまでに人口の100人に1人にあたる6万2千人が逮捕されている。そのため既存の刑務所が収容者で満杯になり、衛生面の悪化などが指摘されていた。

 ロイター通信などによると、新しい刑務所は中部テコルカに完成。166ヘクタールの広大な敷地で、兵士600人と警察官250人が警備にあたる。定員の3倍にあたる3万人が収容されるなど、現在ある刑務所はいずれも満杯で、政府が建設を急いでいた。

 エルサルバドルには「マラ・サルバトルーチャ」(MS13)などの強大なギャング勢力が存在し、抗争事件が多発。ギャングとは無関係な市民にも度々被害が及び、2015年の殺人発生率は世界でも最悪水準だった。

 ブケレ大統領は19年の就任…

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