松野博一官房長官、酒気帯び運転容疑の秘書は「義弟」と答弁

岸田政権

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 松野博一官房長官は2日の衆院予算委員会で、1月27日に道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで千葉県警に交通切符(赤切符)を交付された政策秘書の男性について、義弟だと答弁で明かした。

 立憲民主党森山浩行氏が、松野氏と男性との関係を質問した。松野氏は「縁戚関係だがプライバシーの問題もあるので差し控える」と答えたが、その後、「義理の弟にあたる」と認めた。すでに政策秘書を辞めたとも説明した。

 発覚当初に松野氏が義弟だということを説明しなかったことを森山氏は疑問視し、「官房長官は危機管理の責任者だ。国民から疑念を持たれることは控えてほしい」と注文した。

 松野氏の説明によると、秘書は1月27日午後8時ごろ、千葉市緑区内で、酒気帯びの状態で自家用車を運転。同区内の居酒屋で1人で飲酒した後、数百メートル離れた自宅に帰る途中だった。店では約1時間の間に焼酎を3杯程度飲んだという。

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