草彅剛さん「突き詰めると敵も味方も自分自身」 大きな力との闘い方

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聞き手・長谷川陽子
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 6年ぶりに主演する連続ドラマ「罠(わな)の戦争」の放送が始まりました。最近は朝から晩まで撮影の日々ですよ。ロケが多いから、早い日は朝の5時半に起きて撮影に行きます。大河ドラマも朝は早かったけど、出番がない時もあったからね。今回は出ずっぱりなので、これが連続ドラマだな、なんて思いながらやっています。

 僕は大臣の秘書役で、わなを仕掛けてあしき政治家を失脚させるというストーリー。毎日、現場で戦っています。芝居の掛け合いもあるし、気を抜いたらやれないからね。楽しく戦っています。一生懸命やって、感情を解放できればOKだと思ってる。怒りのあまりリンゴを片手で握りつぶすシーンもあったけど、怒るシーンはエネルギーを使うから疲れるんだよ。集中して1回で決められるようにしています。そんなシリアスな場面も、カットがかかったら笑ってるんだけどね。

「テレビにはテレビの良さがある」と話す草彅剛さん。撮影現場での若手俳優との関わりも聞きました。

 昔と違うなと感じるのは、カ…

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    中川文如
    (スポーツ部次長)
    2023年2月5日8時0分 投稿
    【視点】

    罠の戦争、毎週、楽しみに見ています。「弱いやつには弱いなりの闘い方がある」というセリフが、疲れた心と体に元気を与えてくれる気がします。 草彅さんはインタビューの結びで俳優という仕事とアスリートという仕事の違いについておっしゃっていますが、