木村花さん母を中傷容疑、男を送検 摘発4人目、いずれも40代
フジテレビの恋愛リアリティー番組に出演し、SNSで中傷を受けた末に2020年5月に命を絶ったプロレスラーの木村花さん(当時22)の母・響子さん(45)をインターネット上で中傷したとして、警視庁は3日、愛知県に住む40代の男を名誉毀損(きそん)容疑で書類送検した。
捜査関係者によると、男は20年9月、インターネット上の掲示板に響子さんを中傷するような内容を投稿し、公然と響子さんの名誉を傷つけた疑いがある。
響子さんは花さんの死後、NPO法人「Remember HANA」を設立し、ネット上の誹謗(ひぼう)中傷対策に取り組んできたが、自身も複数の中傷にさらされてきた。これらの摘発を進めてきた警視庁はこれまでに男3人を摘発しており、その全員が40代という。
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