琵琶湖に「冬の使者」 滋賀に観測史上最多のコハクチョウが飛来

金居達朗
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 琵琶湖北部の沿岸で、「冬の使者」とも呼ばれる渡り鳥のコハクチョウが、北方から越冬のため飛来している。滋賀県長浜市の田んぼでは、羽を休めたり落ち穂をついばんだりする愛らしい姿が見られた。

 同市の湖北野鳥センターによると、今シーズンは1977年の観測以来、県内最多となる941羽(1月末現在)が飛来。寒波の影響のほか、国内の他の越冬地から流入しているとみられるという。

 同センターの荒田麻利さんは「冬にぴったりの真っ白なコハクチョウの美しい姿をぜひ見に来てほしい」。問い合わせは同センター(0749・79・1289)。(金居達朗)

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