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　極寒のウクライナに、使っていない使い捨てカイロを送ってくれませんか。支援に携わる団体からのこんな呼びかけに、小学校の子どもたちがこたえた。家にあるカイロを持ち寄った435個を段ボール一箱にまとめ、1日に郵便局からウクライナの小学校に向けて発送した。

　1月25日の朝。大阪府八尾市の市立久宝寺小学校に登校してきたばかりの子どもたちに、松原美幸校長が校内放送で語りかけた。

　「正しいことは、その人の立場や置かれている状況で変わる。でも、やなせたかしさんの『アンパンマンの勇気』に、おなかがすいてる人に食べ物をわけるのは正しいはずだ、とあるように、困っている人を助けるのは正しいはずだと思いました。ウクライナで寒さに凍えてる人に、カイロを届けませんか」

　故やなせたかしさんが創った…