北海道がコロナ警戒レベルを1に引き下げ 病床使用率30%割る

新型コロナウイルスオミクロン株

中野龍三
[PR]

 北海道内では3日、新型コロナウイルスの感染者が新たに1058人確認された。17日連続で前週の同じ曜日を下回った。死者の発表は6人だった。

 道はこの日の対策本部会議で、感染状況のレベルを6日から、現在のレベル2(感染拡大初期)からレベル1(感染小康期)に引き下げることを決めた。病床使用率が低下傾向にあり、全道で基準の30%を下回っているためとしている。

 一方、季節性インフルエンザは、1月23~29日の患者数が1定点あたり8・89人と増加傾向が続き、7保健所管内で注意報が出ている。4日からのさっぽろ雪まつりなど、冬のイベント開催が本格化することから、鈴木直道知事は「場面に応じたマスクの適切な着用といった感染対策を徹底するとともに、混雑の緩和、積雪や凍結への対応など安全対策にも配慮いただきたい」と呼びかけた。(中野龍三)

道内の新規感染者数(3日)

【全体】1058(累計1312145)

【主要4市】札幌375、旭川61、函館71、小樽17

【他地域(振興局別)】

空知51、石狩67、後志18、胆振64、日高9、渡島25、檜山3、上川18、留萌8、宗谷13、オホーツク42、十勝77、釧路37、道陽性者登録センター102

【死者】6(累計4423)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

今すぐ登録(春トクキャンペーン中)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

春トク_2カ月間無料
新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[もっと見る]