泣く園児、引きずり離す 世田谷の園児虐待 関与の女性保育士退職へ

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松田果穂 武田遼
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 東京都世田谷区の私立認可保育園「ナオミ保育園分園ぶどうの木保育園」で、保育士が園児の額を指ではたくなどの虐待行為をしていたことがわかった。運営法人は不適切保育を同区に報告し、関わった保育士2人を自宅待機にした。うち30代の女性保育士は退職の意向を法人側に伝えた。

 社会福祉法人「ナオミの会」(同区)によると、虐待を確認したのは昨年4月以降で、幼児クラス(3~5歳)だった。被害にあったのは4~5歳の園児4人で、女性は20代の男性保育士と二人一組でクラス担任を受け持っていたという。

 同法人は1日、区に虐待の報告書を提出。区によると、報告書には、園児の額を指ではたく「デコピン」をする▽昼寝の時間に言うことを聞かなかった園児のベッドを揺さぶり、「もう寝なくていい」と言う▽トイレに行きたい園児に我慢をさせる、といった虐待行為が記されていた。

 また同園によると、叱った際に「ごめんなさい」と泣いて保育士の足にしがみつく幼児を引きずり離す▽水泳帽を忘れた園児をプールに入れずに放置する、といった虐待もあった。特定の園児1人の被害が多く、女性保育士の行為が大半だったという。

■「普通じゃない声かけ」 保…

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