さっぽろ雪まつり、いよいよ4日から 高校生の個性的な作品もずらり

佐野楓
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 札幌市の冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」が4日から、3年ぶりに会場開催される。コロナ禍で過去2年はオンライン開催だったため、大雪像や市民雪像は久々のお目見えとなる。会期は11日まで。着々と準備が進むメイン会場の大通公園では3日、高校生らが雪像制作の腕を競うイベントがあった。

 北海道高校文化連盟石狩支部に所属する13校の美術部の生徒が参加。事前に作った模型に沿って約6時間半で雪像を完成させた。

 青空の下で高校生らはスコップを振るい、約3メートル四方の雪の塊を削るなどして、ヒグマやサケ、ウサギ、アンコウなど個性豊かな作品を仕上げた。札幌南高の矢崎真愛さん(16)は「まつりが3年なかったことで経験者がいなくなってしまい、準備が大変だった。何とか完成してよかった」。本間雪花さん(16)は「たくさんの人に頑張った成果を見てもらえるのが楽しみ」と話した。

 高校生らの雪像は会期中、自由に見られる。まつりは大通、すすきのの2会場であり、雪氷像計160基が並ぶ。詳細は公式サイト(https://www.snowfes.com/別ウインドウで開きます)へ。(佐野楓)

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