楽天、ウイズコロナ時代のファンサービス模索 観覧エリアの効果は?
東北楽天ゴールデンイーグルスは3日、沖縄県金武町で行っている1軍春季キャンプで、ブルペン横の駐車場にファン向けの観覧エリアを新たに設けた。新型コロナウイルスによる規制が3年ぶりに一部緩和されたのを受けた措置となる。
この日、ファンが見つめるなか、ブルペンで51球を投げ込んだ田中将大も、刺激を受けたひとりだ。
「見られている、というのは活気が出てくる。見てくださっているファンの方々に、『球速いなぁ』とか『すごいなぁ』と思っていただけたら。投球の近くで見ていただけたらいいと思います」
国は今年5月に新型コロナウイルスの感染症法上の分類を「5類」に引き下げることを決めた。コロナ禍の政策が大きく転換することになり、球界にも規制緩和の動きが広がりつつある。一連の流れを、石井一久監督もキャンプイン前に歓迎していた。
「(これまでは)『ニューノ…