アユ漁場を荒らす外来種の珪藻、近畿でも発見 琵琶湖に注ぐ安曇川

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武部真明
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 川底に広がり、アユの漁場などの被害が問題になっている外来種の珪藻(けいそう)ミズワタクチビルケイソウが、琵琶湖に注ぐ滋賀県高島市安曇川で見つかった。近畿では初めて。生育域の拡大を防ぐため、県は漁協や釣り人に注意を呼びかけている。

 福井県立大海洋生物資源学部4回生の麦倉佳奈さん、滋賀県立琵琶湖博物館学芸員の大塚泰介さんらの論文が日本珪藻学会誌に掲載された。

 それによると、この珪藻は北…

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