デンソー「痛恨の極み」、豊田自動織機も対策強化へ 下請け取引問題

有料記事

編集委員・木村裕明
[PR]

 原材料費の高騰などで下請け企業のコストが増えたのに適切に価格交渉をしなかったとして、トヨタ自動車グループのデンソー豊田自動織機公正取引委員会から社名を公表された問題で、デンソーの松井靖経営役員は3日、「非常に痛恨の極み。襟を正して率先して(取引の適正化に)取り組んできたつもりだが、隅々まで(対策が)及んでいなかったと思う」と述べ、適正な価格転嫁を進めるための対策を強化する考えを示した。

 同日の決算発表のオンライン会見で話した。

 松井氏によると、デンソーは…

この記事は有料記事です。残り669文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません