大阪ダブル選の構図固まる 自民などは「黒衣」で反維新の「器」に
4月9日投開票の大阪府知事、大阪市長のダブル選の構図が固まった。両ポストを押さえる大阪維新の会に対抗し、自民党や立憲民主党などとの連携をめざす政治団体が候補を擁立する。ただ、知事選をめぐって自民党府連内には反発もあり、「反維新」の足並みがそろうかは不透明だ。
知事選に立候補の意向を固めたのは大阪芸術大学客員准教授の谷口真由美氏(47)。市長選には、大阪市議で自民党所属の北野妙子氏(63)が立つ方針だ。
両氏に立候補を打診したのは政治団体「アップデートおおさか」。ダブル選で維新に対抗できる候補者の擁立を目指して今年1月に設立された。経済人や大学教授、弁護士らが呼びかけ人に名を連ねる。
「反維新」の器となる団体の…
- 【視点】
この記事の筋書き通りであれば、非維新勢力の各党関係者が「政党色を出すと野合批判を受けて大きなダメージになる」という認識のもと、市民派として経済人らを表に立てた団体を作ったという解釈ができる。 だが、政党色を出さないことが良いこととは限

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