中国の気球? 南米コロンビアの軍が声明「似た物体が領空上を通過」
サンパウロ=軽部理人
コロンビア空軍は4日、「気球に似た特徴を示す物体」が領空上を通過したことを明らかにした。監視用とみられる中国の気球が米本土上空を飛行した問題について米国防総省は3日、別の気球が中南米を飛行していると明らかにしており、関連性が疑われている。
地元メディアによると、コロンビア空軍は声明で、物体が高度1万7千メートル上空を時速46キロで飛行していたと主張。「国家の安全に対する脅威ではなかった」とする一方で、領空を通過するまで監視したという。
気球をめぐっては、中米コスタリカや南米ベネズエラでも目撃情報がSNS上で投稿されていた。(サンパウロ=軽部理人)
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