知りたい日本の中のネパール人 記者サロン「多民社会×耕論」配信中

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岡田玄
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 カレー屋やコンビニなどで働くネパール人の姿を目にすることが増えました。なぜネパール人が日本を目指すのか、ネパールってどんな国?と気になっていた方も多いのではないでしょうか。そうした疑問を、ネパール出身で、かながわ国際交流財団職員のジギャン・クマル・タパさんに聞いた記者サロン「多民社会×耕論」(第2回)を1月27日からオンライン配信しています。司会はオピニオン編集部の岡田玄記者です。

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今回の記者サロンは4月30日まで配信します。視聴には朝日新聞デジタル有料会員への登録が必要です。

 日本に暮らすネパール出身者は、2022年6月現在で約12万6千人。この20年間で約27倍に増えた。視聴者からは事前に、職場や教育現場で増えたネパール人との向き合い方や文化、風習を尋ねる質問が多く寄せられ、記者サロンはこうした質問を中心に構成した。

なぜインドカレー屋に?

 中でも多かったのは、「なぜネパール人がインドカレー屋で働いているのか」という質問だった。ネパールはインドの北に位置しており、ジギャンさんは「日本にインドからカレー料理屋が進出した際、インドに出稼ぎに行っていたネパール人が来日したのがきっかけ」と説明。その後、地域や親族、友人のつてを頼って日本に来た人が多いという。

 ネパールも「カレーの国」だ…

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