「煮物の日」、あなたにとっての煮物料理は? 一番人気はサツマイモ

山田佳奈
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 2月6日を「煮物の日」と命名したしょうゆ・調味料メーカーのフンドーダイ(熊本市北区)が煮物に関する調査結果を発表した。「家庭の味」の煮物としてサツマイモの甘煮が人気だったという。

 同社は2月6日を「に(2)る(6)」の語呂合わせから煮物の日として日本記念日協会に申請、2022年に制定された。このほど、全国の10代~70代以上の男女1050人(各年代150人ずつ)を対象に「和の煮物に関する意識調査」を実施した。

 このうち「あなたにとっての家庭の煮物料理」の質問では、筑前煮や肉じゃがなど22の料理名を挙げた選択肢と自由回答からランキングを決めた。

 出身地別に七つの地域ごとに回答をまとめたところ、サツマイモの甘煮が九州・沖縄と中国・四国地方で1位、北海道で2位と人気を集めた。九州・沖縄地方の2位はタケノコの土佐煮、3位が牛肉とゴボウのしぐれ煮だった。

 北海道の1位は手羽元と大根の煮物、東北はイカと大根の煮物、関東は鶏肉とゴボウの煮物、中部はサトイモとイカの煮物、関西高野豆腐の含め煮だったという。

 「入っているとうれしい具材」を年代別にみると、10代・20代の1位はトマトだったが30代以上では5位以内に入っておらず、世代の特徴が見られた。

 同社は「煮物の日をきっかけに煮物のおいしさや魅力を再認識していただければ」としている。(山田佳奈)

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