奇本・珍本・ヘンテコ本がそろう店 個性派書店「シカク」の魅力

有料記事

岡純太郎
[PR]

 「奇本・珍本・ヘンテコ本 読まなくても生きていける本の店」

 一風変わったキャッチコピーの書店が大阪市にある。本へのこだわりがぎゅっと詰まった店内には、作者たちの個性が光る「ZINE」(ジン)の世界が広がっていた。

 阪神なんば線の千鳥橋駅から歩いて5分の住宅街に、古民家を改装した書店「シカク」(大阪市此花区)がひっそりとたたずむ。

 カップ酒の容器を特集した冊子や全国の団地の給水塔の写真を集めた解説本、ラブホテルの紀行本。シカクには、普通の書店とはひと味違う、1500作品以上が並ぶ。

 シカクは自費出版や少部数出…

この記事は有料記事です。残り852文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません