日浦八段、鼻出しマスクで3回目の反則負け 将棋連盟「厳正な措置」

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村瀬信也
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 将棋の日浦市郎八段(56)が7日、鼻を出した状態でマスクを着用して公式戦に臨み、日本将棋連盟の臨時対局規定に違反したとして反則負けとなった。1月以降、この理由で反則負けになるのは3回目。同連盟は、懲戒処分を含めて「厳正な措置」をとる方針を明らかにした。

 日浦八段はこの日、名古屋市の名古屋将棋対局場で行われた第81期将棋名人戦・C級1組順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の10回戦で村田顕弘(あきひろ)六段(36)と対戦。対局開始後、立会人がマスクを鼻まで覆うよう求めたにもかかわらず、応じなかったため、反則負けとなった。

 同連盟は対局に先立ち、日浦八段に対して規定に沿ったマスクの着用を書面と面会で要請していた。「円滑な対局運営に支障が生じている」として、棋士や外部理事などで構成する倫理委員会で「懲戒処分の実施も含め、厳正な措置を講じる」という。

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