「スリル忘れられなかった」 チアリーダーをペン型カメラで撮影容疑
光墨祥吾
ペン型カメラを使って、野球場のスタンドにいたチアリーダーの下半身を撮影したとして、京都府警は8日、福岡市東区の会社員の男(51)を府迷惑防止条例違反(ひわいな言動)の疑いで書類送検し、発表した。男は容疑を認め、「アダルトサイトを見て興味を持った。スリルが忘れられなかった」と供述しているという。
人身安全対策課によると、男は昨年10月、「わかさスタジアム京都」(京都市右京区)で開かれていた大学野球の大会で、チアリーディング部に所属する22歳と19歳の女子大学生=いずれも兵庫県宝塚市=のスカート内を動画で撮影した疑いがある。自分の靴にさし込んだペン型カメラやスマートフォンを用いたという。
同課によると、男は撮影のために福岡から京都に来たと説明。ペン型カメラやスマホからは犯行当日に撮影された30本の動画が見つかり、チアリーダー17人が映っていた。男の様子を不審に思った大会関係者が、スタジアムにいた警察官に連絡し、犯行が発覚した。
男は5年ほど前から、チアリーダーを撮影するために京都市や大阪市などの会場を繰り返し訪れていたという。(光墨祥吾)
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