東京都のツイッターアカウントが「乱立」 大なたふるって85%減
笠原真
ツイッターアカウントが多すぎました――。東京都が、これまで使ってきたツイッターアカウントを8日から19種類に絞った。SNSでの発信強化のため、部局や事業別にアカウントを次々増やしていた。
都がツイッターアカウントを開設していったのは10年ほど前からという。そのうち、投稿を受け取る「フォロワー」が最多だったのは災害への備えなどを発信する「東京都防災(@tokyo_bousai)」で、フォロワー数は約200万。ほかに、都営の地下鉄やバスの運行情報などを知らせる「東京都交通局(@toeikotsu)」もフォロワー数は157万を超えていた。
ちなみに、都関係分とは別に小池百合子知事もアカウントを持っており、フォロワー数は約93・1万。
一方、例えば、新たな子育て支援策を検討する部署として昨年春に新設された「東京都子供政策連携室(@tocho_kodomo)」は190ほどだった。
フォロワー数が少なければ、情報発信しても受け手が少なく、「効果的な発信ができていなかった」(担当者)という。
都によると、都関係のアカウ…