政治評論家の森田実さん死去 90歳、学生運動経てテレビなどで活躍
政治評論家の森田実(もりた・みのる)さんが7日、悪性リンパ腫で死去した。90歳だった。葬儀は15日午前10時から東京都品川区西五反田5の32の20の桐ケ谷斎場で。喪主は妻茂子さん。後日、福島県いわき市内でお別れ会を開く予定。
静岡県出身。東京大工学部卒。在学中の1950年代に学生運動に加わり、全学連幹部として東京・立川の米軍基地拡張に反対する砂川闘争などに身を投じた。共産党を離れた後、60年安保闘争にも関わった。
日本評論社出版部長、「経済セミナー」編集長などを経て、政治評論家として独立。テレビなどで半世紀にわたり積極的に発言を続けた。
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