ウクライナのゼレンスキー大統領がパリ訪問 仏独首脳に戦闘機求める

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パリ=宋光祐 ロンドン=金成隆一
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 ウクライナゼレンスキー大統領は8日夜、事前の予告なしに訪問した英国からパリに移動し、フランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相と会談した。3首脳は夕食を交えてロシアによるウクライナ侵攻への対応を議論。ゼレンスキー氏はロシアから自国を守るために戦闘機を含む新たな兵器が必要だと仏独両首脳に訴えた。

 ゼレンスキー氏は同日の日中に英国を訪れてスナク英首相と会談した。英議会での演説では「ウクライナのために戦闘機を、自由のための翼を」と訴えて、戦闘機の提供を求めた。スナク氏はその後の記者会見で、戦闘機の供与について、「テーブル(選択肢)から外れるものは何もない」と述べた。英政府は同日、長期的な支援の一環として、ウクライナ軍の戦闘機パイロットに訓練を提供する方針を示した。

 ゼレンスキー氏は、パリに移…

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