悩みながら練習重ね、曲の表情ぐっと豊かに 関西アンサンブルコンへ

有料記事

河原田慎一
[PR]

 吹奏楽で少人数用の曲を演奏するアンサンブルコンテスト関西大会(関西アンサンブルコンテスト、関西吹奏楽連盟・朝日新聞社主催)が、11日に橿原文化会館(奈良県橿原市)で開かれる。昨年12月にあった府大会で、高校の部の府代表に選ばれた京都両洋(京都市中京区)の木弦八重奏のメンバー8人は、日々の練習の進め方に悩みながら、より表現力の高い演奏を目指している。

 「府大会は『なんで代表になれたん?』と思うような出来でした」。コントラバスの加藤由季さん(2年)は、そう振り返る。府大会の本番では、バリトンサックスの伴野紗希さん(2年)が、ソロを1小節早く吹き始めてしまった。他のメンバーがすぐに機転を利かせてカバーしたが、伴野さんは「1人の音しかないところでは、音を出すことが怖い」と言う。

 関西大会まで2週間を切った2月1日、外部指導者の指導を受けた時も、課題は山積みだった。

「流れに乗って合わせることが大事」

 コンテストで演奏するのは…

この記事は有料記事です。残り921文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

吹奏楽 最新情報

吹奏楽 最新情報

コンクールや大会日程など、吹奏楽に関する最新情報はこちら[もっと見る]