ツイッター大規模障害、一時投稿できず マスク氏買収後「最大規模」
米ツイッターで8日(日本時間9日)、ツイートの投稿や新規フォローができないなどの大規模な障害が起きた。米ウォールストリート・ジャーナル紙は、起業家イーロン・マスク氏がツイッターを買収した昨年10月以降で「最大規模の障害の一つ」と報じている。
障害分析サイト「ダウンディテクター」によると、米太平洋時間8日午後2時(日本時間9日午前7時)前ごろから障害の報告が急増した。米メディアによると、ツイート投稿やアカウントの新規フォローができないなどの障害が報告された。ツイッターのサポートアカウントは8日、「ツイッターが一部の利用者で期待通りに作動していないかもしれない。申し訳ない」と認めたうえで、「復旧作業を進めている」とツイートした。
8日午後、記者が新たなアカウントをフォローしようとすると「上限に達しました。現在、これ以上のフォローはできません」と表示され、フォローできなかった。ツイッターによると、フォローできるアカウントは1日最大400となっているが、上限に達していなくてもフォローできない状態になっていた。
米ニューヨーク・タイムズ紙によると、昨年12月下旬、ツイッターがカリフォルニア州にある主要なデータセンターを閉鎖した後、障害が発生。今年1月にはオーストラリアとニュージーランドで半日以上にわたり障害が起きたという。
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