野口健さんらがトルコ支援を呼びかけ 極寒対応の寝袋を被災地へ
原口晋也
岡山県総社市、アルピニストの野口健さんが代表を務めるNPO法人「ピーク・エイド」(山梨県富士河口湖町)、国際医療NGO「AMDA」(岡山市)は9日、共同記者会見を開き、大地震に見舞われたトルコを支援するため、極寒にも対応する寝袋を現地に送ると発表した。寝袋そのもののほか、購入費や配送費を募集している。
野口さんが総社市側に寝袋支援を持ちかけ、市が物資輸送のノウハウをもつAMDAに協力を呼びかけた。2016年の熊本地震の際、市はピーク・エイドとともにテント村を設置し、AMDAとは合同支援チームを結成。両団体と大規模災害時の支援協定を結んでいる。AMDAは11日に医師や看護師を派遣する予定。
野口さんは会見で「極限状態の中、夜に寒くて眠れないという状況では、精神的に追い詰められる」と支援を呼びかけた。寝袋の送り先や募金の振込先は市やピーク・エイドのホームページで紹介している。(原口晋也)
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