アラブ首長国連邦(UAE)に滞在して国会欠席を続けるNHK党のガーシー(本名・東谷義和)参院議員に対する処分の検討が、10日の参院懲罰委員会で始まった。今後、ガーシー氏側の弁明を聞くなどの手続きを進め、2月中にも処分内容を決める方向だ。
10日の懲罰委では、尾辻秀久参院議長がこれまでの経緯を説明した。次回は21日に開き、石井準一参院議院運営委員長から説明を聴取するほか、ガーシー氏、または代理人としてN党の浜田聡参院議員による弁明の機会を設ける。
懲罰委の理事会は、16日正午までに弁明希望の有無を文書で回答するようN党に求めた。N党はガーシー氏本人によるオンラインでの弁明を求めているが、認められない見通し。
今後、懲罰委は重い順に除名…