新しいアイデアでビジネスを始めるスタートアップ企業について、世界レベルの企業に育てていこうと、東京都渋谷区は民間企業と連携して、区内に育成機関となる株式会社を2月下旬に設立する。13日に発表した。
会社名は「シブヤスタートアップス」。渋谷区のほか、東急、東急不動産、GMOインターネットグループが参画する。資本金は1億7千万円。渋谷区が41%、東急と東急不動産がそれぞれ24%、GMOが12%を占める。
渋谷区はこれまでシェアオフィスの提供や、外国人の起業家に在留を認める「スタートアップビザ」の取得支援などをしてきた。こうした経緯から、国内だけでなく海外からも起業家を誘致し、国際的な成功を収めるスタートアップの育成をめざす。
区によると、定型化されたプ…