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　雪まつり閉幕から一夜明けた12日、会場では雪像が解体された。期間中、多くの来場者を楽しませた巨大な雪像が解体される様子を、多くの市民や観光客が見守った。

　大通8丁目会場の「雪のHTB広場」では、午前8時半から解体式が開かれた。制作にあたった自衛隊員が、雪像に酒を掛けて清めた後、重機が雪の豊平館の一部を崩すと、見物人から「あー」と声が漏れた。

　雪像は約3時間かけて解体された。横浜市港北区から観光で訪れた会社員の男性（36）は、作業の様子をスマートフォンで撮影していた。「雪まつりは見ることができなかったけど、貴重な場面に出会えました。もったいない気もするけど、このはかなさも魅力なんでしょうね」（長谷川潤）