外飲み復活に値上げ効果も ビール大手そろって増収 22年12月期

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山下裕志
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 ビール大手4社の2022年12月期決算(国際会計基準)が15日に出そろった。国内ではコロナ禍で低迷した飲食店向けの販売が戻りつつあり、昨秋のビール系飲料の値上げもあって全社が増収だった。為替相場の円安傾向も海外業績を膨らませた。

 サントリーホールディングス(HD)は2年続けての増収増益で、過去最高の売上高だった。酒類の売上高を17・8%伸ばしたほか、飲料でも「サントリー天然水」や緑茶の「伊右衛門」の販売量が過去最多になった。

 「海外でも国内でも、レスト…

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