「水戸に行けば成長できる」J2最長クラブが5千万円減でも貫く戦略

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照屋健
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 J2「一筋」で24年目を迎えた。

 Jリーグ入りした2000年から1度も昇降格がなく、リーグのJ2最長在籍となる水戸ホーリーホック

 どんな未来を描いているのか。

 Jリーグは今年、各クラブへの均等配分金の額を減らす方向にかじを切った。これまで1億5千万円だったJ2への配分金は5千万円減り、1億円となる。J2のJ1との「格差」は今後、さらに広がっていく。

 年間の運営規模が約10億円の水戸にとって、5%にあたる5千万円の減額は大きい。強化、事業、アカデミーなど各方面で予算を削る必要が出てくる。

 「正直、痛いは痛い。クラブが独自性をもってやっていくしかない」

 西村卓朗ゼネラルマネジャー(GM)は語る。

 「独自性」の中身はこうだ。

 資金繰りに苦労してきた水戸…

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    中川文如
    (朝日新聞スポーツ部次長)
    2023年2月18日8時15分 投稿
    【視点】

    「スーパースター」というケツメイシの名曲があります。クレヨンしんちゃんの主題歌です。特に歌詞が好きです。頭が良い人、絵がうまい人、最後まで諦めない人、いろんな人がいるからこそ世界は回るんだぜってメッセージが、明るく元気でちょっと切ないケツメ

    …続きを読む