『SPY×FAMILY』など8作が大賞候補に 手塚治虫文化賞
マンガ文化の発展、向上に大きな役割を果たした手塚治虫の業績を記念する第27回手塚治虫文化賞(朝日新聞社主催)の「マンガ大賞」の候補8作品が決まった。
対象は昨年刊行・発表された作品。社外選考委員の投票による上位作と、書店員・マンガ関係者、一般からの推薦が最も多かった作品が候補になり、『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』は双方で選ばれた。
候補は次の通り(作品名は50音順、敬称略)。
『海が走るエンドロール』たらちねジョン、秋田書店
『タコピーの原罪』タイザン5(ファイブ)、集英社
『チェーザレ 破壊の創造者』惣領冬実(そうりょうふゆみ)、講談社
『ひらやすみ』真造圭伍(しんぞうけいご)、小学館
社外選考委員は、秋本治(漫画家)、里中満智子(マンガ家)、高橋みなみ(タレント)、中条省平(学習院大学フランス語圏文化学科教授)、トミヤマユキコ(ライター・東北芸術工科大学芸術学部准教授)、南信長(マンガ解説者)、矢部太郎(芸人・漫画家)の各氏。
年間を通じて最も優れた作品に贈られる「マンガ大賞」のほか、斬新な表現、画期的なテーマなど清新な才能の作者に贈られる「新生賞」、短編、4コマ、1コマなどを対象に作品・作者に贈られる「短編賞」を選考委員の合議で決める。
結果は4月下旬ごろに朝日新聞デジタルと紙面で発表する予定。
大賞受賞作品の予想投票を実施します
マンガ大賞受賞作品を予想する投票を募ります。受賞作品に投票した方の中から、抽選で50人に第27回記念ピンバッジ(限定、非売品)をプレゼントします。応募サイト(https://que.digital.asahi.com/question/11010428)へ。3月31日締め切り。問い合わせは手塚治虫文化賞事務局へメール(prize-tezuka@asahiculture.com
)。
第27回手塚治虫文化賞公式ウェブサイト(https://www.asahi.com/corporate/award/tezuka/14793405)では、各候補作品の試し読みをご利用いただけます。
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