あだち充の「緩急」に脱帽 元球児・ティモンディが「MIX」を語る

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黒田健朗
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 あだち充高校野球漫画「MIX」のテレビアニメ第2期(読売テレビ・日本テレビ系、土曜午後5時半、一部地域を除く)が4月1日に始まる。番組の「公式応援隊長」に就いた元高校球児のお笑いコンビ「ティモンディ」が「野球の『うまみ』を凝縮している」というあだちワールドの魅力を語った。

 「MIX」はあだちの代表作「タッチ」の約30年後が舞台。投手の立花投馬、捕手の走一郎という血のつながりがない兄弟バッテリーが、低迷した古豪・明青学園から甲子園を目指す物語だ。2012年から月刊漫画誌「ゲッサン」(小学館)で連載中。19年にはアニメの1期が放送された。

 「巨人の星」「男どアホウ甲子園」「ドカベン」「県立海空高校野球部員山下たろーくん」「名門!第三野球部」「MAJOR」……とあらゆる野球漫画を通ってきたティモンディの2人。「タッチ」「H2」といったあだち作品の独特の世界観にも引き込まれていったという。

 ボケの高岸宏行は「温度感や雰囲気、においが伝わってくるようなあだち充ワールドがある」と語る。

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 作品の随所に見られるのが、あだちの真骨頂である甘酸っぱい恋愛模様だ。

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