猫のツボマッサージとストレッチ解説本「ねこほぐし」 獣医師が出版
【神奈川】2月22日は「ニャンニャンニャン」の語呂合わせから「猫の日」。横浜市出身の獣医師で、東京都港区北青山3丁目でアニマル・ケアサロン「FLORA」を営む中桐由貴さん(35)が今月、ネコのツボマッサージと全身ストレッチの方法を解説した「ねこほぐし」(産業編集センター)を出版した。
「病気になってから治療する前に、毎日の生活の中でしっかりケアすることで健康寿命を延ばしてほしい」。本には中桐さんのこんな願いが込められている。
顔まわりや手足、体、尻尾、肉球など12の部位ごとのツボの場所とマッサージの方法、さらに、股と膝(しつ)関節、背中、首、肩とひじのストレッチ方法を写真つきで紹介している。猫カゼやストレス、肥満といった場合の対処法も掲載した。
施術のモデルをつとめたのは、サロンの看板猫のメインクーン「シャル」やノルウェージャンフォレストキャット「ニノ」など16匹の猫たち。最終ページには「スペシャルにゃんクス!」として全頭の顔写真とプロフィルも。ほぐされる猫たちの姿に猫を飼っていない人も癒やされ、写真集としても楽しめる趣向だ。
中桐さんは「猫のマッサージ法ですが、愛犬を整えるのにも活用できます。スキンシップを図って絆を深めてほしい」と話す。
税込み1760円。4月23日にはCACIO早稲田(東京都新宿区)で中桐さんの「ねこほぐし」セミナー(定員20人、受講料8800円)も開催する。申し込みはURL(https://www.cacio.org/nekohogushi/)へ。(進藤健一)
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
- 【視点】
我が家にももうすぐ4歳になる猫ちゃんがいます。肥満にはもちろん気を遣うのですが、ストレスは見た目から判断できないため、いつもストレスが溜まっていないか心配になってしまいます。うちでは一頭飼い(イグアナはいますが)のため、遊び相手は私以外にい