東京・自由が丘にバンクシーが出現? 自由が丘駅(東京都目黒区)前にある書店に描かれた壁画が、謎の覆面芸術家の作品にそっくりだとツイッターで話題を呼んでいる。雲に乗った子どもと猫の絵はなぜ生まれたのか。書店主に話を聞いた。
壁画が描かれているのは、1923年創業の不二屋書店。3代目店主の門坂直美さん(72)によると、無許可ではなく、25~26日に開かれる「自由が丘ねこまつり」に合わせ、グラフィティアーティストのHYKRX(ヒャクラク)さんが描いた。
制作は18日の日中に行われた。HYKRXさんは、3メートルほどの高さに足場を組み、型紙を当ててスプレーで描く「ステンシル」という手法を用いて、数時間で完成させた。雲に乗った子どもが持つ釣りざおの先にハートが結ばれている図柄。タイトルはなく、「それぞれの解釈で楽しんでほしい」と話したという。
ねこまつりは、自由が丘駅周…