硬水と軟水は何が違う? 地質や水源も影響、溶けている成分の量で…
福岡県・藤田絵梨さん(45)からの質問
ののちゃんは、朝日新聞に連載されている漫画の主人公で、小学3年生。学級担任の藤原先生を相手に、身の回りの不思議を質問します。聞いてほしい疑問はこちらへ。science@asahi.com
ののちゃん 外国のミネラルウォーターを飲んだら変わった味がしたよ。のどにひっかかるような……。
藤原先生 ヨーロッパの水だったかな。たぶん硬水(こうすい)だね。
のの うん。ラベルにそう書いてあるって、お兄ちゃんが言ってた。
先生 ヨーロッパは硬水のところが多いんだよ。飲み慣れないのは、日本は軟水(なんすい)ばかりだから。硬水はクセがあって、軟水は口あたりがまろやかと言ったらいいかな。
のの 水が硬(かた)いとか、軟(やわ)らかいってどういうことなの?
先生 わずかに溶けているカルシウムやマグネシウムという成分の量で呼び分けているんだ。多いのが硬水、少ないのが軟水。この成分は、せっけんの汚れを落とす成分とくっついて、泡立ちをじゃまする性質がある。だから、日本のボディーソープを外国に持っていくと、いつものように泡立たないことがあるよ。
のの へえー。
先生 料理とも関係するよ…
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