第16回朝日杯将棋オープン戦は、大盤解説会も一般公開された。解説の菅井竜也八段、聞き手の加藤桃子女流三段が雑談も交えながら、熱戦の模様を分かりやすく説明した。
準決勝は藤井聡太竜王―豊島将之九段、糸谷哲郎八段―渡辺明名人と、ともに好カードになった。豊島九段がジャケットを脱ぐと、菅井八段は「豊島さんがこんな開始早々、上着ぬぐなんてないですからね。気合でしょう」。
将棋は菅井八段が「ここは始まったときから終盤。ずっと終盤戦やっている」と形容するほど、角換わりの激しい展開になった。
前回優勝者の菅井八段が、楽しく、熱く大盤で解説。午後の決勝が始まると、恒例の「敗者の解説」として準決勝で惜敗した豊島九段、糸谷八段も参加して、軽妙な掛け合いを見せてくれました。
藤井竜王の薄い玉型を見て…
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