プーチン氏の演説、78%が「正直で誠実」 ロシア政府系の世論調査

ウクライナ情勢

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 ロシア政府系の「全ロシア世論調査センター」は23日、プーチン大統領が21日に実施した年次教書演説について、視聴者の78%が「正直で誠実だ」と感じているとの結果を発表した。

 「正直で誠実でない」は9%だったという。

 また、演説への評価では「完全に肯定的」が45%、「どちらかと言えば肯定的」が36%で、計81%が前向きだった。「否定」は1%、「どちらかと言えば否定的」は10%だった。

 ウクライナ侵攻前の21年の年次教書演説では「正直で誠実」と「肯定的」は、ともに72%で、今回の結果はその時を上回った。

 プーチン氏はほぼ2年ぶりとなる21日の年次教書演説で、ウクライナでの戦争は「米欧が始めた」と主張し、「ロシアの安全のために(侵攻を)決断した」などと述べた。

 バイデン米大統領は21日のポーランドでの演説で、プーチン氏の主張は虚構に過ぎないと強く批判している。

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