中国・湖南省で拘束された50代日本人男性 懲役12年の実刑判決
北京=冨名腰隆
中国の国家安全に関わる違法行為をしたとして、2019年7月に湖南省で拘束された50代の日本人男性が今月8日、懲役12年の実刑判決を受けていたことが分かった。日本政府関係者が明らかにした。男性はスパイ活動を認定されたが、具体的にどのような行為が罪に問われたかの詳細は不明という。
中国は14年から15年にかけて反スパイ法や国家安全法を制定し、外国人への取り締まりを強化した。15年以降、少なくとも16人の日本人が拘束され、うち10人が懲役3~15年の実刑判決を受けた。今回の男性を含む4人が帰国できていない。(北京=冨名腰隆)
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