ロシアによるウクライナ侵攻から24日で1年になるのを機に、193カ国で構成する国連総会は23日、緊急特別会合を開き、「ウクライナでの包括的、公正かつ永続的な平和」の必要性を強調する決議を141カ国の賛成で採択した。
決議は、ロシア軍に「即時、完全かつ無条件の撤退」を求め、ウクライナの主権と領土保全を再確認するほか、ウクライナ国内での「国際法上の最も重大な犯罪」について、調査と訴追を通じた責任追及も呼びかける。反対したのはロシアやベラルーシ、北朝鮮など7カ国。中国やインドなど32カ国が棄権し、13カ国は投票しなかった。
決議案は日米など75カ国が…

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