侵攻した側で広がる光景「ファシスト倒して」 浮かべた涙の裏の主張

有料記事ウクライナ情勢

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 ウクライナ侵攻から1年が経った。侵略した側のロシアでは、どんな光景が広がっているのか――。

 ロシアは23日の「祖国防衛者の日」から4連休に入っている。モスクワでは国内の観光客が目立ち、テレビは通常のニュースを伝えている。日本時間24日午後6時の時点では、大きな反戦デモの情報もない。

 一方で、ウクライナ侵攻に関する様々な行事が各地で開かれ、そこには、ロシア国外からみれば荒唐無稽にも思えるプーチン政権の主張を支持する市民の姿があった。

 「僕らの祖国のために戦っていると知っています。ファシストを倒して生きて帰ってください」

 モスクワに住む小学生アルチ…

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