大谷翔平、開幕二刀流で1安打・6回無失点 エンゼルスは逆転負け
大リーグ・エンゼルスの大谷翔平(28)は30日(日本時間31日)、アスレチックス戦とのシーズン開幕戦に「3番・投手」で先発出場。大リーグ6年目のシーズンを、2年連続の開幕「二刀流」でスタートさせた。
一回の第1打席は、空振り三振だった。一回の投球は、先頭打者を四球で出したが、後続を断って無失点で切り抜けた。
二、三回の投球は、三者凡退で抑えた。
四回の第2打席は、無死一塁から右前へ今季初安打を放った。四回の投球は、1死から連打で二、三塁とされたが、2者連続三振を奪った。
五回の投球は1死から四球を許したが、後続を断った。
試合は五回を終わって、1―0でエンゼルスがアスレチックスをリード。大谷は勝利投手の権利を得た。
六回の第3打席は空振り三振を喫した。六回の投球は、1死から四球を許したが、後続を断った。奪三振数が10個に達した。
投手としては、六回を終えて交代した。投球内容は被安打2、3四球、10奪三振で無失点だった。
八回の第4打席は、2死二塁から申告敬遠で出塁した。
八回、エンゼルスはリリーフ投手が打たれて逆転され、大谷の白星はなくなった。
試合は1―2でエンゼルスが敗れた。
◇
大谷は初出場した第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本の3大会ぶり3度目の優勝に貢献。投手と指名打者でベストナインに輝き、MVPにも選ばれた。
WBCの決勝から3日後には、マイナー戦で先発投手として実戦に復帰。打撃では、オープン戦で連続試合安打をマークするなど好調を維持して開幕を迎えた。
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- 【視点】
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