モヤモヤしてた…カープ坂倉将吾が覚悟を決めた 新井監督からの一言

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聞き手・辻健治 写真・上田潤
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 広島東洋カープは今季、2018年以来のセ・リーグ制覇をめざす。昨季はクライマックスシリーズ進出争いに敗れて5位に終わり、4年連続Bクラス(4位以下)となった。低迷から抜け出すために、攻守でキーマンとなるのが7年目の坂倉将吾選手だ。三塁や一塁での起用が続いていたが、今季からは本職の捕手に専念。「打てる捕手」として期待される24歳に抱負を聞いた。

 ――新井貴浩監督の方針もあり捕手に専念する

 (昨季までは)捕手を諦めきれない部分もありましたけど、サードでもどこでも入るつもりでした。ただ、はっきり言われなかったことに僕はモヤモヤしていた。新井さんに「キャッチャー一本で」と伝えていただいて覚悟が決まり、身が引き締まりました。

 ――捕手から離れた影響はありますか

 また一からという感覚でも、積み上げていく感覚でもない。フレッシュに色々な技術を身につけたい。うまくなるために何が必要で、何をすることが正解なのか考えています。

 ――捕手としての理想像に変化はありましたか

 正直、今は必死すぎてこうなりたいとかはありません。「ここまではできるだろう」ということがまだ浮かび上がらない。方向性を探っている状態ですけど、少しずつ成長はしている。自分でも今後どうなっていくのか楽しみだし、不安もあります。とにかくうまくなって試合に出て、チームに貢献ができる選手でありたいです。

 ――捕手の魅力は何ですか

キャッチャーがミスをすると…

 中学の時にキャッチャーで全…

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