「両チームが決勝で対戦して」 報徳学園、社に選抜旗を授与

熊谷姿慧
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 第95回記念選抜高校野球大会に出場する報徳学園と社への選抜旗授与式と壮行会が3日、明石市内であった。両校の監督や責任教師、選手と記録員らが参加した。

 両校の主将が選抜旗を受け取った。

 6年ぶり22回目の選抜大会出場となる報徳学園の堀柊那主将(新3年)は「昨秋の近畿大会で大阪桐蔭高校に負けた悔しい気持ちを糧にこの冬、取り組んできました。感謝の気持ちを忘れずに報徳らしい全員野球で頑張ります」。

 昨夏に続く甲子園出場となる社の隈翼主将(新3年)は「応援してくださる方々に勇気と元気を与えられるようなはつらつとしたプレーを甲子園でしたいです」と話した。

 選抜に兵庫県から2校出場するのは2年ぶり。県高野連の西茂樹会長は「甲子園出場は一つの目標であってゴールではないはず。両チームが決勝で対戦し、いずれかのチームが地元兵庫に優勝旗を持ち帰ってくれることが私の願いです。活躍を期待しています」と激励した。

 選抜大会は18日に開幕する。両校の対戦相手は10日にある組み合わせ抽選会で決まる。(熊谷姿慧)

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