三菱自動車、35年度までに電動化100% EV転換を加速

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神山純一
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 三菱自動車は10日、2035年度の世界販売にしめる電気自動車(EV)を含めた電動車の割合を100%にすることをめざすと発表した。27年度までに世界で電動車9車種を投入する。提携する日産自動車や仏ルノーから車両の供給を受けることも検討し、EVへの転換を加速させる。

 10日、長期の経営方針を公表し、電動車の割合を30年度に50%、35年度に100%にする目標を掲げた。30年度までにEVなどの研究開発費に最大約1・8兆円を投じる。三菱の電動車の割合は21年度で7%にとどまっているが、「今後3年間で、電動車開発への転換を確実に進める」(加藤隆雄社長)と話した。

 主力の東南アジアやオセアニ…

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