マスク着用の個人判断、トラブルを懸念 「スマイルで!」と啓発
須田世紀
山形県は、マスク着用の有無によるトラブル防止のため、啓発チラシを作った。マスクを着けたサクランボと、着けていない2粒が仲良く並び、「着けても、外しても、スマイルで!」と呼びかける。チラシは県のウェブページからダウンロードができ、事業者らも活用してほしいとしている。
コロナ禍で多くの場面でマスクの着用が求められてきたが、政府は13日から着用を個人の判断に委ねるとしている。新型コロナウイルスが国内で広がった3年前は、マスク着用をめぐり、「着けない人がいる」「強制はおかしい」など様々な意見が飛び交った。県は13日以降もトラブルが起こる恐れがあるとして、チラシを作った。
5月には感染症法上の分類が季節性インフルエンザと同じ5類に引き下げられる予定。県の担当者は「ちょうどサクランボの季節を迎えるころ。感染対策もサクランボの生育も前向きに進んでいけばうれしい」と話す。(須田世紀)
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