みそ漬けの着衣は「捜査機関が混入の可能性」袴田さん再審、決定骨子

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 静岡県で1966年にみそ製造会社の一家4人が殺害された強盗殺人事件をめぐり、死刑が確定した袴田巌さん(87)=浜松市=が裁判のやり直しを求めた再審請求審で、東京高裁は13日午後、再審開始を認める決定を出した。

 決定骨子の全文は次の通り。骨子のなかで登場する「A」は袴田さんを示す。

【決定主文】

本件即時抗告を棄却する

【理由】

 原決定は、5点の衣類等のDNA型鑑定に関する証拠(とりわけH1鑑定)及び5点の衣類の色に関する証拠(とりわけ、各みそ漬け実験報告書等)を「無罪を言い渡すべき明らかな証拠」に該当すると認めたものであるところ、原審において提出されたみそ漬け実験報告書等について、刑訴法435条6号にいう「無罪を言い渡すべき明らかな証拠」であると認めた原決定の判断には誤りはなく、本件再審を開始するとした原決定も、その結論において是認できる。

 その理由の骨子は以下のとおりである。

■「衣類の血痕には赤みは残ら…

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