夫婦でないけど一緒 pecoとryuchellが歩む「家族」とは

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聞き手・中井なつみ
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 「夫」と「妻」ではなくなるけれど、人生のパートナーとして、これからも一緒。タレントのpeco(ぺこ)さんとryuchell(りゅうちぇる)さんは昨年8月、婚姻関係を解消したあとも「家族」として暮らしていくことを公表しました。夫婦でなくなったあとも、一緒に暮らしながら子育てをしていくという道を選びました。その理由や「家族」のありかたに悩む人たちへの思いを聞きました。

 ――夫と妻という関係ではなくなっても、後もこれまで通り「家族」として一緒に暮らすという選択には、大きな反響がありました。迷いはなかったのでしょうか。

 peco ファンや周りの人からは「新しい王子様見つけた方が幸せになれるよ!」と声掛けをいただくこともありました。私自身、これまでは「夫婦」と「子ども」がいる家族の形が「当たり前」だと考えていたので、そう言ってくれる気持ちもわかりました。

 まだ小さな息子の心には、私がいて、ryuchellがいて……という形が一番幸せだろうと判断しました。

 本当にいいパパなんです。仕事で朝のわずかな時間しかふれあえなくても、その数分を本当に大切にしてくれる。だから、息子はryuchellのことが大好き。私たちにとって、欠かせない存在です。

 ryuchell 僕は3歳のときに両親が離婚しています。両親が仲良くそろっているところを見た記憶がありません。

 頭に浮かぶのは5歳の誕生日…

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