ヌートバー選手の家族に招かれ代表戦を観戦 元球児に起きた心境変化
滝沢貴大

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で活躍中のラーズ・ヌートバー選手(25)の家族から、東京ドームに招かれた人がいる。17年前にヌートバー家にホームステイした元帝京高校野球部員で現在は東京ガス社員の塩沢佑太さん(34)。ヌートバー一家との交流は、塩沢さんの気持ちにある変化をもたらした。
11日、東京ドームでのチェコ戦。塩沢さんはヌートバー選手の母・久美子さんらと一緒にスタンドで観戦した。大学で野球を引退して約10年。プライベートで球場を訪れるのは初めてだった。
四回、1死二塁で迎えた場面。ヌートバー選手はフルカウントの6球目でセンター前ヒットを放ちランナーをかえすと、お決まりの「ペッパーミル・パフォーマンス」をやって見せた。スタンドは大盛り上がり。9歳のころにともに過ごしたヌートバー選手が大舞台で全力プレーをする姿が感慨深かった。
「守備の出足は早いし、打球…
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